供養と祀ることの違い

世の中には、先祖を祀ることと、

供養するということを、一緒に考えている人がいます。

 

先祖を祀るというのは、

神社が神様、仏様を祀るところであるであるのと同じように、

先祖を祀るところ、あるいはそのための施設をつくること、

つまり、お墓を建てたり、慰霊碑を建てたり、

家に仏壇を安置することを意味しています。

 

一方、供養をするということの意味は、

先祖の霊に対して、様々なお供え物を捧げ、お経をあげることを指します。

 

一般に先祖供養をするだとか、先祖祀りをするという場合には、

先祖を祀ってある場所で、

供え物を捧げて供養をすることをひっくるめて、そう呼んでいるのですが、

厳密には、上記のような違いがあるのです。

 

だから、人によっては、

広くて立派な墓を建てたから、十分に先祖供養をした、

と安心している場合がありますが、

これは、先祖を祀る施設を作ったというだけのことで、

年忌や盆や彼岸の墓参りはもちろん、

毎朝のように仏壇に手を合わせ、花を飾り、線香や灯明をあげ、

先祖の冥福を祈ることをしなければ、

本当の意味で供養をしたことにはならないのです。

 

さらに言えば、常に先祖の安泰を念じ、

頂き物をしたときなどは真っ先にお供えし、

喜びや悲しみに会うたびに、仏前に手を合わせ、先祖にその苦楽を報告して、

先祖と共にその苦楽を乗り越えようという日常の心がけさえあれば、

それが先祖供養の根本なのであって、

たとえ、墓がなくても、仏壇がなくても、先祖供養をしたことにはなるのです。

 

忙しい生活の中でも、自分なりに先祖供養を行なっていれば、

その想いはすでにご先祖様に届いているはずです。



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