誰が供養するか

先祖祀りというものを、誰が中心となって営むかですが、

普通は代々の跡取りが営むものです。

おおむね長男、長女であるケースが多いでしょう。

 

男子のいない家では長女が相続する場合もあります。

もし長女が嫁に行って、その主人が長男でなければ、

施主として主人が長女の家の先祖供養を営むこともあります。

 

もし長女の主人が長男であれば、

彼は自分の家の仏壇を相続することになりますから、

妻の実家の分を営むわけにはいけません。

墓や仏壇というものは一家の基礎になるものですから、

仏壇を相続する人は、一家の中心となって供養のできる人となります。

 

では、弟や妹はどうすればいいのかというと、

もし弟や妹たちが結婚していなければ、

長男が守っている実家の仏壇や墓に参って、

父母や祖母の供養をしていればいいのですが、

結婚をする、つまり分家を構えた場合には、

弟は新しく先祖祀りを始めなければなりません。

また妹が結婚して他家の人になった場合には、

嫁入り先の先祖供養を始めなければなりません。

 

分家した場合の先祖祀りで気をつけなければならないことは、

仏壇も墓も新しく作ることにはなりますが、

決して父母や祖父母など、

特定の個人霊を祀ってはならないということです。

 

なぜなら、父母や祖父母の霊は、

実家の長男がきちんと祀っているからです。

分家した弟が祀るべきは、先祖代々の霊となります。



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