現代におけるお仏壇事情

自分の家紋や宗派が分かる人はどれ位いるでしょうか。

この世の中、自分の宗派も知らない持たない所謂無宗教の人達が増えてきています。

 

その中でも日本の仏教を象徴するお仏壇。

正月やお盆など、本家に集まり

みんなでお仏壇の前で先祖を尊ぶ姿は核家族の減少と共に少なくなってきました。

その核家族の減少と同時にお仏壇事情もかなり変わってきました。

 

本来、日本人は一軒家に住み、

その中に仏間を作り必ずと言って良いほどお仏壇がありました。

元々お仏壇は、お寺さんのミニチュア版です。

 

いつでもご先祖を供養・尊ぶ事を出来る物として必需品ではありましたが、

マンションの多様化や核家族の減少等の事情によりお仏壇の維持が難しい方々が多いのが現状です。

なかにはお仏壇の処分を考える方もいらっしゃいますが、

このお仏壇の処分に引け目を感じると思います。

 

お仏壇を処分するにあたってバチが当たらないか…気分的に…先祖に申し訳ない…等

色々な理由があるかと思いますが、無理をして維持する事は先祖も望んではいないという事。

お仏壇を処分してくれる専門的な業者も存在していますし、

檀家の方ならお寺さんに相談してみましょう。

 

そして、大事な事があります。

お仏壇を処分した後はお寺さんにお参りに行って下さい。

 

遠方で菩提寺(自分のお寺)に行けない方は近隣で自分の宗派のお寺に行って下さい。

これだけでご先祖は喜んでくれる筈ですし、

何より仏壇を捨ててしまったというモヤモヤした気持ちも軽くなるでしょう。

 

お寺さんは、自分が知らないだけで身の回りに沢山あります。

そして、新たにお寺さんに行くにしても

そこで新たな出会いや自分にとっての財産も得る事が出来るかもしれません。

ご先祖様が結び付けてくれたものとして、

大切にしていけば自分の心も豊かになるに違いありません。

 

このお仏壇の処分ですが、他人に供養を任せるような事はしない事。

処分と同時に魂抜き・お性魂抜きを同時にやってくれる様な業者もいますが、

もし自分がそのお仏壇に入っている立場だったらどう思いますか?

他人にはされたくないですよね。

他人にさせるべきではないですし、

しなくてもちゃんとお寺さんに行って手を合わせる等すればそれで十分です。

 

要は気持ちの問題です。

宗教とは気持ちのより所であり、ご先祖の供養は自分の気持ちを豊かにするものです。

宗教は一歩間違えば大変危険な物ですが、深く考えすぎず気軽に付き合っていけば良いのです。

 

時代に沿ってお仏壇は姿形を変えてきました。

コンパクトになり宗教も分からないような家具調のオシャレなものまでありますが、

お仏壇は先祖供養の象徴です。

自分が入るときの事を考えて宗教・お仏壇と上手に付き合っていきましょう。



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