舅を亡くして

地元に住んでいる従弟のお陰で葬儀社を手配して頂き、

その用意が出来るまで病院で待機していました。

 

気持ちは全く落ち着かず、それでも実家へ連絡をしなければと思い父へ電話を掛け、

舅が亡くなった事を告げました。

改めてその事を口にするとまた涙が止まらなくなってしまいました。

 

伯母や叔父などが病院へ駆けつけてくれ、

祖母のお通夜の時は何処に安置したかなどを思い出しながらの相談となりました。

 

まず伯母達が先に帰宅し、実家の片付けをしてくれることになりました。

その後私たちは葬儀社の方の手を借り、父を家に連れ帰りました。

 

その日はとても良い天気で部屋に入る日差しが強すぎるという事で

窓辺に段ボールを置いて凌ぎました。

それでも心配だったのでドライアイスを増やしてもらいました。

 

離れて暮らしていた為、菓子器やお供え用の器などがどこにあるのか分からず難儀しました。

 

夫は一人っ子の上に母を早くに亡くし、祖父母も既に他界していた為

若くして喪主をつとめることになりました。

幸い菩提寺も近く、私たちも住職と面識があったのでだいぶ救われました。

 

私は今までほんの一握りのご近所さんとしか話したことがなかったのですが、

それでも見知った方がいらしてくれると安心出来ました。

何よりも私の実家と宗派が異なる上に地域によって作法も違っており戸惑ってばかりでした。

 

夫は葬儀社の方や住職と打ち合わせに掛かりっきりだったので、

伯母達に指導を仰ぎどうにかこなすことが出来ました。

 

夫の地元は田舎故に近所の連携も出来上がっており、

父が亡くなってすぐに「死亡届を出すからここに判子を押してくれ。コピーは何部要る?」

とテキパキと行動してくださり有難かったです。

徐々に弔問客も増え、いらっしゃる方々から「本当に良い方で…」と話を聞き

改めて父の人徳を痛感しました。

 

父に余命を告知していればこんなに大変な思いをしなかったでしょうし、

父にだって会っておきたい人たちが居たに違いありません。

それを私たちの判断で奪ってしまったことを後悔するばかりです。

事前に色々と相談しておけば、空き家をどうする、借金などの対処も違ったかもしれません。

 

葬儀や法事などとにかく現金が必要になるので、

準備を進める内に金銭感覚がだいぶ変わってきました。

葬儀社の方にも「クレジットカードは使えませんか」と一応聞いてはみましたが

現金か振込のみでした。

やはりクレジットカードの問い合わせは多いそうです。

 

宗派や地域によってお布施の金額も変わってきますし、

またそれが分かりにくいのが悩みの種になりがちです。

それ故に普段から菩提寺との付き合いを大切にしていて良かったなと思いました。



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