日本の先祖供養のこれからをふと考えてみました。

我が家には、お仏壇とお墓、2つの先祖への対象物があります。

宗派は曹洞宗です。

魔訶般若波羅蜜多と続く、お経を唱えております。

 

姑や舅が亡くなった当初は、毎日、朝から、お水を替え、線香をたいておりました。

たまには、お経も自分なりに読み上げていました。

 

しかし、あれから、10年以上経ち、私も、持病をもつようなったため、

週に一度だけ、お世話をするようになりました。

 

お花も、生花は行事があるときだけにして、

ブリザードフラワーの仏花でガマンしてもらっています。

 

お仏壇は自宅にあるので、接することはしやすいのですが、

お墓参りや施餓鬼法要は、ちょっと大変です。

 

それでも、夫と助け合いながら、

年7回、お正月、春の彼岸、姑の命日、舅の命日、施餓鬼法要、お盆参り、秋の彼岸と、

約2か月に一度の頻度で訪れています。

 

昔からある霊園で山を切り崩し、丘上に造られた、大変規模の大きなところです。

各宗派、寺院の系列が集まっており、この地方でも屈指の大霊園でしょう。

 

春は桜で、とても華やかであり、秋も色づいた紅葉が楽しめる見晴らしのよい場所です。

お墓を訪れると下方にある水場で、ひっくり返してある桶をとり、

一杯に水を注ぎ、坂を上って墓前に運びます。

 

供えてある水入れを丁寧に洗い、購入してきたお花を両脇の花入れに茎を短く切って活けこみます。

ロウソクに火を灯し、アルミのロウソク立てに置き、線香束にも点火します。

いっせいに、煙が漂いだしたら、墓石の真ん前の位置に立てて、

最後にひしゃくで水をかけてやります。

 

そして、数珠を取り出し、祈ります。

「また、きましたよ」と心の声でそっとつぶやきながら。

 

いつも、同じ順序で行う単なる行為なのですが、

終わると、自己満足にせよ、ほっとします。

 

春や秋の気候の良い時期は園内の散歩もでき、行楽気分で楽しいのですが、夏は辛いです。

全く日陰のないところで、墓石からの強い日光の照り返しで更に暑く、

半ば、熱射病になりながら、お参りを済ませます。

 

また、駐車場もほぼないにも等しいので、お盆時期の園内の道路はごった返しています。

警備員や案内係もいませんので、軽い事故も何度も起きています。

駐車場所をめぐって、口論されている方もおられます。

 

日本の先祖供養のこれからを考えると、抜本的な改革が必要なときが来たのかもしれません。

お参りされる方々もほとんどが高齢者です。

つくづく、墓園にもバリアフリーが必要だと感じさせられた、今年の暑い夏でした。



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