家族みんなでお墓参り

私の実家は宮崎県なのですが、現在はお隣の鹿児島県に住んでおります。

 

大学進学とともに佐賀県に出てから

今まであまりお墓参りに行くという機会がめっきり少なくなってしまっておりました。

 

理由としてはその間宮崎での親族同士のいさかいやもめごと、

さらには借金問題なども絡み、すでに妻子共にもつ私としては

「これ以上宮崎の親族とかかわると妻子が余計な面倒ごとに巻き込まれかねない」

と懸念し、あえて隣の県の鹿児島に住んで約10年、現在に至ります。

 

親族と会うことには抵抗はずっとあったものの、

やはり墓で眠る大好きだった父や叔父の事を考えると、

たかが墓参りすら足が遠のいてしまっている現状はたまらないものがありました。

 

何より妻や子供たちのためとはいえ、

墓参りすら避けさせてしまっていることに対しても申し訳なさがずっと心の中にありました。

 

しかし今年のゴールデンウィーク期間中に思い切って家族そろって私の墓参りにいこうと提案し、

家族みんな賛成してくれました。

三人の子がおりますが、一番下の子に関しては

妻の鹿児島の墓地以外のところにもお墓参りできるところがあることに驚いている様子でした。

これには私として大変反省すべき恥ずべきことだったと思っております。

 

墓参り当日、事前に墓に活ける花や線香、水などを準備し

高速道路で約2時間半のドライブを経て無事墓につきました。

数年ぶりに来る見慣れた墓地に何とも言えないすがすがしさを感じたのは

何とも不思議な気持ちでありました。

 

墓参りに行こうと提案したときに一番賛成して喜んだのは実は妻ではなく長女と次女。

彼女らが幼い時に実は墓参りに行ったことがあり、

その時の体験がとてもうれしかったことを鮮明に覚えており、

またその体験ができることに喜んでいる様子でした。

 

その体験とは私の祖先が眠る集合墓地の敷地には井戸があり、

ポンプでキコキコこいで水をくみ上げ、バケツで墓まで運ぶというそれだけの事です。

私は幼少のころから普通に本歩で井戸水をくみ上げて

バケツで水を運ぶ作業はごく当たり前のことだと認識していたのですが、

なるほど、今の子供たちが井戸で水を汲もうにもどこにもそんな設備が身近にありません。

 

ですから墓参り当日子供三人われ先にと走っていった先が墓ではなく井戸でした。

しかし三人交代で一生懸命井戸から水をくみ上げ、

満杯に水が入ったバケツを重そうに一生懸命運ぶ姿は何とも微笑ましく、

親としても大変うれしくありました。

 

運び終わった後も一生懸命墓の周りの草をむしり、

墓石をきれいにみがいてホウキではわいてとにかく率先して意欲的に墓掃除をしてくれました。

 

そんな姿を亡くなった父や叔父はどんな気持ちで眺めてくれていたのでしょう?

きっとかわいい孫たちの一生懸命な姿に微笑んでくれていたことでしょう。

 

縁遠くなっていた墓参り、でも決して子供達には罪もなく

むしろどんな状況でも墓参りだけは先祖供養として欠かすことのできないことであり、

そのことが子供たちの成長に何かしらプラスになっているのであり、

申し訳なくもあり大変うれしくもありそんな墓参りでした。

 

また近々家族そろって墓参りに行く予定です。

そして家族みんなで墓参りを楽しみたい思います。



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