供養のあり方と、逝くための準備

長年「墓守」を務めてきた長男である父親を10年前に亡くし、

その妻である母親が今年亡くなりました。

 

両親、そしてその子供である私たちは、関東に住んでいますが、

お寺(墓)は、名古屋にあります。

 

名古屋のお墓は、岐阜県に住む叔父(父親の弟)の子供たち、

つまり従弟たちが世話をしてくれています。

岐阜の親戚と関東の私たちとの間で、

お墓に対する認識を一致させるのは、とても難しいことです。

 

母親が亡くなったことで、次の「墓守」は長男である弟夫婦になりました。

弟夫婦は檀家として金銭面で負担する代わりに、岐阜の親戚がお寺さんの手伝いをする形です。

ですが、困ったことにもうお墓は一杯なのです。

墓守であった父親と母親を入れると、

叔父(父親の弟)と叔母(父親の妹)のお骨を入れることは出来ないのです。

 

叔父と叔母は納骨堂に置かれたままです。

従姉妹は檀家を抜けて、叔母の墓を別のところに建てるそうです。

そうなると、叔父のお骨の行く先も気になりますし、

子供のいない弟夫婦は「墓終い」も考えなくてはなりません。

 

墓終いは意外とお金がかかります。

その上、先祖代々のお骨をどうするのかで意見は別れます。

自分たちの親を別々に供養することは一致しても、

祖父母の供養はそのままがいいと、言われています。

 

お寺さんからは「関東組は、遠いからと年1回しか来ないなどと、親不孝だ」と、

説教される始末です。

 

どう供養するのが一番なのかが各々違うので、供養の仕方は様々だと実感しています。

我が家には、父親の位牌だけがあります。

小さな仏壇に、父親の写真と位牌、遺骨の一部があります。

それから、祖母の遺影、昔飼っていた愛犬の遺影と愛猫の遺影があります。

皆、一括りで供養しています。

 

私自身のことも考えるようになりました。

どう終活を行っていくのか、とても大切な事です。

墓は持たないつもりでいます。

息子たちに手間をかけさせたくはないので、葬儀も決めて行くつもりです。

葬儀は残された者が納得できるものでないとならないのです。

 

例え私が「ゴミと一緒に処分して」と、言い残しても、

きっと息子たちも私の妹弟も納得はしないでしょう。

いかに双方が納得出来る最後を迎えられるか、

それは逝く方も残される方のことを考えなくてはならないのです。

 

そう実感すると、終活もしっかり時間をかけて進めなくてはならないと思います。

エンディングノートを自分で作ってゆくつもりで、コツコツノートを書いています。



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