ご先祖様の引っ越し

母方のご先祖様の話になりますが、

母は5人兄妹で(男1人、女4人)

母を含め伯母達はみんな長男の家へ嫁いでいます。

 

祖父は20年前に、祖母は7年前に他界しました。

長男である伯父さんは他県に住んでおり、

そこに身を固めるようで祖父が他界したときにはその地にお墓を建てたようです。

 

急に元々あるお墓や仏壇を移動させるのも事前に準備が必要で、

その度に実家へ帰ってこなくてはいけなかったため、

祖母の七回忌までは実家に仏壇はそのままに、

お墓は母の姉妹が交替でお世話をするときめたようです。

 

私はもう嫁いで実家へは自動車で一時間もかからない所に住んでるので

帰省するときお盆と、お正月、春、秋のお彼岸にはお墓参りをして

亡くなった祖父母の事を思い出しながら暫くの間心静かに時をすごしています。

 

実家にいた頃は父方の祖父母がいたので小さい頃から仏壇に手を合わせる事は当たり前で、

お菓子など供えられてたらそれがおやつになるので、

親か祖父母の許可を得て最後仏壇に手を合わせ「お菓子いただきます」と言って食べてました。

 

母の実家へ遊びに行くときも

「ご先祖様にあいさつして」と母に促され手をあわせて「おじゃまします」

帰るときは「おじゃましました。また来ます」と普通にしてたので、

結婚してからの親戚付き合いはとても良好で、宗派は違いましたが感心されてました。

 

去年母方の祖母の七回忌が執り行われ、お昼ご飯を予約していたお店へ。

その時伯父さんから

「この七回忌を最後に◯◯家の仏壇はうちのほうで引き取り、

お墓もあるので、うちの親父とお袋もようやく落ち着くかと思います。

残念ながら土地柄宗派がかわるので、しばらく困惑するかな(笑)」

と微笑ましく食事会も進み、

(お寺の檀家制度は江戸時代の土地管理のためでもあったので、

こだわりがなければ自由に改宗できるようです。

田舎では昔からの繋がりが強いので難しいようですが、今の時代は当たり前になってるようです)

一息ついてると伯母さんが「ここにあるお墓はどうなるの?」と聞かれ伯父さんは

「お墓は来月辺りに撤去してもらう事になるからあのお寺へ行く必要もなくなるね」と。

 

ちょっと寂しい気持ちが出て来ましたが、

伯父さんのところまでお墓参り行くにも遠すぎる(東北)し、

今まで行ったこともないので2、3日休みが取れれば行ってみたいなぁと思う今日この頃。

 

食事会が終わり、仏壇は専門の引っ越し業者に頼んで後日配送。

遺骨はこの日のために自家用車で来たから一緒に乗せてゆったり安全運転で帰ると言ってました。

 

今年の春に母の実家は誰も住まないので老朽化もあり取り壊されまっさらな土地となり、

これもまたどこか切ない気持ちになりました。



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