知っているようで意外と知らない
お墓参りの手順について紹介します。
お墓参りは特別な作法が決められているわけではないので、
ここでは一般的な手順について書きます。
持ち物は生け花、半紙、ろうそく、線香、お供えの果物等、
マッチやライター、水の入ったペットボトル等です。
ひしゃく、桶は供えてあるところもありますが、
場所によっては置いてないので
事前に確認して持っていくか判断しましょう。
初めにお墓の掃除をします。
次にお花・お供え物を供えます。
お供え物の果物や飲み物は半紙の上に置きます。
都会の場合は、お供え物の果物は持ち帰るようにしましょう。
烏や野良イヌ・ネコに荒らされる場合もあります。
次に水鉢に水を張り、墓石に水をかけます。
お墓の上から水をかけるひとがいますが、
実はあまりよいことではないので、水でぬらした雑巾で掃除しましょう。
そして、線香とろうそくに火をつけます。
線香は香炉に立てる場合もあれば、線香皿に寝かせる場合もあります。
火の始末はしっかりしましょう。
火を消す時は、口ではなく、手で仰いで消します。
最後に合掌をします。
合掌は故人と一番縁が深い人からします。
家族の場合は、祖父、祖母、父、母、長男、という順番で行う場合もあります。
お墓参りの時期は、お彼岸、お盆、月命日、年忌法要、などが主な時期です。
それ以外でも、入学、受験、就職、結婚など、
近況報告に訪れるのもよいでしょう。
服装についても特に決まりはありませんが、
あまり派手な恰好は避けるべきでしょう。