おばあちゃんの墓を作ってあげたい

私には大好きなおばあちゃんがいました。

夏休みと春休みにそれぞれ1週間ほど会いに行く程度でしたが、

いろんなところに連れて行ってくれたり、美味しいものを食べに行ったり、

家で私や従兄弟が一緒に遊べる部屋を提供してくれました。

その日々はとても楽しく、今でも良い思い出として私の心の中に残っています。

 

そんなおばあちゃんは私が二十歳の誕生日を迎えた数日後に亡くなりました。

死に目に会うことはできませんでしたが、

おばあちゃんが亡くなる前に今までありがとうと感謝の言葉を伝えたことがあったので、

後悔自体はありませんでした。

 

しかし、一つだけおばあちゃんに対してやってあげられていないことがあります。

亡くなって数年経つ今でもおばあちゃんの墓石が立っていないのです。

 

おばあちゃんが亡くなって以来、毎年春と夏に家族で墓参りに行き供養をします。

それ自体はとても良いことだと思うのですが、

墓参りをするたびに墓石が立っていない現状を見るとなんだか悲しい気持ちになるのです。

 

もちろんお母さんも墓石を立ててあげたいと思っているのですが、

おじいちゃんとおばあちゃんがほぼ同時期に亡くなったことや

遺産相続できる資産があまりなかったこともあって

墓石を建てるお金を捻出できないと言っていました。

 

ある程度自分の家のお金事情を知っているので、お母さんが言っていることもわかります。

でも、やっぱり墓石を立ててあげたいと私は思うのです。

 

それに、この問題はおばあちゃんやおじいちゃんに限ったことではありません。

現状墓石がないということは、お母さんが入る墓石もないということになります。

 

おばあちゃんにもたくさん良い思い出をもらいましたが、

それと同じかそれ以上にお母さんにも大切な思い出や楽しい時間をいただきました。

そんな大好きなおばあちゃんやお母さんが入る墓石がないなんて悲しすぎる…

 

このままじゃいけないなと思うのです。

 

私はまだ正社員になって半年くらいしか経過していない新人ですが、

これから働き続けて収入がたくさん入ったら、

おばあちゃんやおじいちゃんのための墓石を立ててあげようと思っています。

それがおばあちゃんにできる最後の親孝行です。

 

誰かが亡くなったときに墓石が立てられるのは当たり前…

私も昔はそう思っていましたし、別に墓石なんてなくても大丈夫とも思っていました。

でも、実際に墓石がない墓を間近でみると、

周りは立派な墓を立てているのに自分の家は立ててあげられない…

そんな悲しい気持ちになります。

 

大切な人をしっかりと偲んであげられるように墓石はちゃんと立ててあげてください。

それは決して無駄なことではないのです。



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