間違った先祖供養

毎年、お盆になると帰省ラッシュがありますが、

「故郷に帰って、先祖の墓参りをする」という名目はあれど、

決してそれだけが目的で、帰省するという人は少数でしょう。

 

大勢の方は、都会生活の疲れを故郷で癒したり、

普段は滅多にできない家族慰安のために、

故郷へ、息抜きのために帰省するのです。

 

つまり、墓参りはついでのこと。

二の次、三の次なのです。

さらには、帰省中の一日、いや半日だけを

故郷の寺に参拝し、お墓に花を供えると、

それで先祖供養は終わり。

後は山登りや海水浴に遊びに出かけるのです。

 

このように、墓参りにしろ、先祖供養というものが、

一種の宗教的な行事や、セレモニーだけが伝わっている状態で、

それに参加することが先祖を供養したり、

祀ったりすることだと思い込んでいる人が増えています。

 

今必要なことは、寺に参拝したり、墓に手を合わせる以前に、

いったい先祖とはどういうものなのか、

自分たちにとって、先祖はどんな働きをしているのか、

という認識が必要ではなかと思います。

 

生物的に見れば、最初の生命がどうあれ、

現実に今生きている自分たちの生命は、

父母や祖父母、曽祖父母から流れ伝わっていることに違いはありません。

 

私たちは祖父、あるいは先祖の心や魂そのものを生きているのです。

さらに言うならば、良きにつけ悪しきにつけ、

自分自身のことを思うのは、先祖そのものを思うことだと考えるようにしましょう。

このことは、先祖を祀り、供養をする時に、

一番考えておかなければならないことです。

 

面倒くさいから、他に用事があるからと、

何かのついでのような気分での墓参りは絶対にいけません。

誠意をこめて墓前に行く気持ちがなければ、

せっかくの墓参りの意味をなしません。

ご家庭で先祖供養を

私は現在40代ですが、現在同年代の方でも自宅にお仏壇を置いている人は本当にまれになりました。

私の世代は幼いころは祖父や祖母と同居している家族が多く、遊びに行けばどの家にもその当時はお仏壇があったように思います。

またお盆、お彼岸と言うと我が家にもお坊さんがいらっしゃってお仏壇を拝んでくれました。

そんな風景はその当時はある意味当たり前のように感じていましたが今の時代は違ってきているようです。

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