父への供養

今は生前墓と言って、亡くなる前からお墓をたてる人も増えてきていますが、

私の父が亡くなった時は、お墓はおろか、土地すらも持っていませんでした。

60で亡くなりましたが、まさかこんなに早く亡くなるとは思ってもいなかったからです。

 

亡くなった時に和尚さんに戒名をつけてもらいました。

トラックの運転手をしていたので、職業に関する「道」という文字を使った戒名をつけていただきました。

 

また、戒名は居士、大姉が上位戒名ですが(もちろん、お金やその後の寄付の額も違ってくるようです)

父の両親が信士、信女と下位の戒名で、親より高い戒名を与えるのは何事だと父の兄から言われ、

信士にしてもらった経緯があります。

 

でも、私たちからすれば、お世話になった親だから、これからの父の名前になるものだし、

いくらかでも良い戒名をつけてあげたいという気持ちもありました。

しかし波風をたてたくなかったので、本家の意見に従わざるを得ないという感じでした。

 

お墓ができるまで、お骨をお寺の方で預かって頂き、5年ほどでお墓をたてることができ、

やっと落ち着いた所にお骨を持ってくることができました。

しかし、ちょうど私は子供を妊娠していて出産の時期が重なっていることもあり、

お腹に子供がいるときにお墓に来るのは良くないとの母の配慮もあり、納骨には立ち会えませんでした。

 

幸いお墓は実家に程近いところにあるので、行こうと思えばいつでも行けます。

昔からある墓地は物をあげたら、持ち帰ってはならないとそのまま置いて帰ってきたものですが、

父は公営の墓地にお世話になっていて、お墓に物を残しておかないという決まりがあるようです。

なので、父のお墓参りに行くときは家族がその場で食べれる分だけのお菓子を持って行きます。

最近も夫の提案でちらっと行ってきました。

 

後は実家の仏壇にご挨拶をしています。

私の下の娘が、石碑を見ただけでお墓だと思い、手を合わせたりしてしまうのですが、

じいちゃんにもしっかり挨拶をしてくれます。

でも、本当の目的は仏壇に置いてあるお菓子かもしれません。

写真でしか知らないじいちゃんですが、あっちの世界で笑って見てるんじゃないかなと思います。

 

亡くなった直後は家族何人か夢で「ありがとう」と言われました。

最期は喋ることができなかったので、夢の中でも話ができたことを嬉しく思いました。

しかし、その後も何故か私にだけ夢に出続けました。

生前色々と心配をかけていたので、見守りたいと思ってくれていたのでしょうか?

 

もちろん普通の夢みたいな時もありますが、やけにリアルな時もあります。

子供を妊娠したときは、夢で「おめでとう」と言われました。

嘘だと思うかもしれませんが、本当です。

 

それから何年もたち、前ほど夢に出てくることはなくなりましたが、

いなくなって夢で本音で話せるとか皮肉だなと思いますが、

亡くなってもなお見守ってくれることを実感できる私は幸せ者だと思います。

ご家庭で先祖供養を

私は現在40代ですが、現在同年代の方でも自宅にお仏壇を置いている人は本当にまれになりました。

私の世代は幼いころは祖父や祖母と同居している家族が多く、遊びに行けばどの家にもその当時はお仏壇があったように思います。

またお盆、お彼岸と言うと我が家にもお坊さんがいらっしゃってお仏壇を拝んでくれました。

そんな風景はその当時はある意味当たり前のように感じていましたが今の時代は違ってきているようです。

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