故人を想う気持ちが大事…。

祖母が亡くなってから7回忌も過ぎたのだが、未だに周りの方々から時々話を聞くことがある。

「戦後に祖父が亡くなった後も、私の父を育てる為に、母1人子1人で頑張っていたよ」のような。

だいたいは、既に聞いたような話なのだが、それでも誰かが、祖母の事を覚えていてくれている…。

それだけで本当に嬉しい気持ちになる。

 

現実には、故郷を離れて生活をしている場合、墓参りになかなか行けない方も多いのでは…と思う。

現に、私の両親も「数年に1度か、良くて年に1度墓参りが出来れば良い方だ」と言っている。

実家を出て遠くに住んでいるからだ。

 

正直、70代と年齢的には時間の余裕がある世代なのだが、

実際、交通費などが掛かる事もあり、ついで…と言ってはご先祖様に失礼だが、

親戚などの法事で故郷に帰る際に、墓参りをしているのが現状である。

 

私はたまたま、実家の両親の故郷の近くに、結婚をきっかけに移り住んだので

お彼岸になると、主人と子供を連れて墓参りに行っている。

実家の両親からは、お彼岸の度に電話で「お墓参りに行ってくれて有難う」と言われるが、

私は、それほど大した事とは思っていない。

 

いつもの事だが、墓参りの帰りに親戚の家を訪ねる事にしている。

年に2回の事だが、親戚の方も快く迎えて下さって、そして何やかんやと色んな話をしている。

結婚してから、私も墓参りに行くのがきっかけで、親戚づきあいも多少ながら出来るようになり、

これもお墓あってのものなのかな…と有難く思っている。

 

お墓参りの際、ご先祖様に話しかけるようにお参りをする。

お墓に水を掛けて、お花を供える。ろうそくの火を灯して、線香に火を付ける…。

そうすると、なんだか自分の中で、何かがリセットされるような気持ちになれる。

 

そして、ご先祖様に対して簡単に近況報告をして、

そして「明日から、また一生懸命に頑張ります。どうか見守っていて下さい。」とお願いをする。

特に、それ以外何も思い浮かばないので、だいたいそんな感じである。

 

子供達は、私がお墓の周りをちょっと掃除などをしている間、

近くの海の方に主人と遊びに行ったりしている。

子供達にとっては、墓参りよりも海で遊んだりする方が楽しいのは当然である。

別に、それでいいと思う。

「お母さんが、ここにいつも連れてきてくれた…」それだけで充分である。

 

私も30代に入ってから、墓参りをするうちにだんだんと、ご先祖様ありきの自分なんだと

なんとなくだが、そう思うようになった。年の功だろうか…(まだ、40年と少ししか生きてないが)

 

ご先祖様の事を思うようになった一番のきっかけは、子供の誕生…である。

自分の次の代が誕生した…何かしらの事を子供達に伝えていきたい…そう思うようになった。

その表現の一つが、お墓参りであり、ご先祖様のご供養でもあると思う。

 

墓参りをしなければいけない…とまでは、正直私は言いきれない。

人それぞれに事情など色々とあるからして、無理に行く事はないのでは…と思う。

ただ、ほんの一瞬でも故人を思い出し、気持ちを込めて祈る…。それだけできっと、何かが伝わるのでは…と。

 

「今祖母が生きていたら、聞きたい事がいっぱいあるのに…」と、年を重ねる度にそう思うのだが、

またあの世でもし会えたら、その時はぜひとも色々と聞いてみたいと思う。

予定では、あと何十年かは先の話になるだろうが、祖母は待っていてくれるだろうか…。

ご家庭で先祖供養を

私は現在40代ですが、現在同年代の方でも自宅にお仏壇を置いている人は本当にまれになりました。

私の世代は幼いころは祖父や祖母と同居している家族が多く、遊びに行けばどの家にもその当時はお仏壇があったように思います。

またお盆、お彼岸と言うと我が家にもお坊さんがいらっしゃってお仏壇を拝んでくれました。

そんな風景はその当時はある意味当たり前のように感じていましたが今の時代は違ってきているようです。

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