子供の頃から習慣づけたい先祖供養

祖父母とは同居はしていませんでしたがスープの冷めない距離に住んでしました。

ですのでしょっちゅう祖父母の家に行き良く遊んでもらったものです。

幼児の頃で記憶にないのですが、私だけ祖父母にどこか連れて行ってもらったことも

数えきれないぐらいあるそうです。

そんな幼い頃の私が低い目線で記憶している風景はお仏壇の前で読経する祖母の姿です。

そのような環境で育った私が思う先祖供養について体験から書かせて頂きます。

 

お仏壇が置いてあった場所は玄関から一番遠いお座敷でした。

お座敷に行くと夏でもひんやりとした空気が漂っていて子供心に遊ぶ場所ではないことがわかっていました。

少し怖いような、でも大切な場所、特別な場所であることがいつの間にかわかっているのが不思議でした。

 

祖母は良く「今日は大おばあさんの月命日だから」と言っていました。

そしてお経を読みながら私に「大きくなったら、おばあちゃんにも読んでな。」

と祖母が言っていたのを昨日のように覚えています。

私に「あの難しそうお経が私に言えるのかな」と子供心に思ったものです。

 

そして朝夕とお仏壇にはお仏飯をお供えしていました。

たまに夕食を一緒に祖父母の家で食べる時は必ずと言って良いほど私がお仏飯をお供えしに行ったものです。

大きくなってくると炊き立てのご飯をいちばんによそいお供えすることが自然とできるようになっていました。

ご近所から頂きものがあるとお供えしたり、季節を感じる果物が出回りだしたら初物をお供えしたり、

お仏壇はとても生活に近い所にありました。

また、逆におやつの時間にはお供え物をお仏壇から下げてきて頂くこともあり、子供心にそれも楽しみでした。

お仏壇の前は遊ぶ場所ではなく、決して必要以上に触ってはいけない場所だけれど

とても親しみのある場所でした。

 

いつも手を合わせては、「ありがとうございます。皆元気です。これからも見守ってください。」

というようなことを子供の時から言っておりました。

お墓も電車で行ける範囲であった為、家族でお彼岸やお盆前には必ずお参りに行っていました。

 

祖父母からも実父母からもご先祖様のありがたみについて話を聞いたことはありませんが、

自然にご先祖様をお仏壇、お墓を通して感じることは

とても清々しく気持ちが良いものだと感じるようになっています。

 

戦争を体験した祖父は若いころから数回、瀕死の状態に陥ったことがあったのですが

「おじいちゃんはおじいちゃんのお母さんに守ってもらったんや。」と一度だけ話したことがありました。

祖父も近くに亡き人の存在を感じつつ私達家族を大切にしてくれているのだと思いました。

ご先祖様を大切にする思いは今生きている目の前の人を大切することにも通じます。

 

私もこのような思いを私の子供達に持ってもらいたいと思います。

ご先祖様を身近に感じることはとても心強く自分の存在が自分でもありがたいものだと思えるからです。

それは教えるということではなく、普段の生活の中で私達親の行動をみて子供が感じ取っていくものだと思います。

日常からご先祖様を敬いよりそうように生活をしていれば、

子供も同じように先祖供養の大切さを理解し次世代につなげてくれることと思います。

ご家庭で先祖供養を

私は現在40代ですが、現在同年代の方でも自宅にお仏壇を置いている人は本当にまれになりました。

私の世代は幼いころは祖父や祖母と同居している家族が多く、遊びに行けばどの家にもその当時はお仏壇があったように思います。

またお盆、お彼岸と言うと我が家にもお坊さんがいらっしゃってお仏壇を拝んでくれました。

そんな風景はその当時はある意味当たり前のように感じていましたが今の時代は違ってきているようです。

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