お墓参りをする意味を

私は小さい頃から、会ったことない先祖のお墓参りをすることに

想いや意味を考えたことがなく、

お盆やお彼岸に親に連れられて行くのが鬱陶しく思っていました。

 

しかし祖母の死を経験しお墓参りの意味を考えさせられました。

3年前妊娠して里帰り出産の病院の予約をするために実家に帰るつもりだったのですが

祖母の体調が良くないのと、10年以上会っていなかったので

母の実家の島まで遊びに行くことにしました。

 

季節も夏で海が綺麗で有名な島だったので心浮かれながら

出発の日を楽しみにしていたのですが、

直前に祖母の様態が悪化し「長くはないと告げられた」と力ない声で母に言われました。

予約を変更して直行便で祖母のもとへ駆けつけると

母や遠いところから駆けつけた母の兄弟が手を握っり、体を擦ったりしていました。

 

祖母の様態が変わらないまま何日が過ぎ、お墓参りに母と伯母が行ったのですが

お墓が大変なことになっていたそうです。

 

母の兄弟は長男以外は島を離れて住んでいたため

母の実家のことは全て長男に任せていました。

電話ではちゃんと世話をしていると話していたのですが、

お墓はもう何年と人が訪れた様子もなく墓石にはびっしりと苔が生え、

枯れ葉や泥が蓄積し周りには草が生い茂っている状態だったのです。

 

あんなお墓にしてしまってご先祖様に申し訳がないと

真夏の暑い中何時間もかけて掃除をしてきたそうです。

 

それから数日後祖母は亡くなり綺麗になったお墓に納骨されました。

その様子を見ながら私はお墓に納められている人は

みんな私と繋がりのある人でその人達がいたから私が存在することが出来たんだな

と感謝をしないといけないなと思いました。

 

そんな大事な人達が眠る場所を苔だらけにしたり

数年も会いに来なかったりすることは本当に申し訳ないことだとも感じ、

鬱陶しく思っていた私を反省しました。

 

それからは遠くはなれた場所にお墓があるとなかなか行くことはできませんが、

命日やお盆といった日は掃除をして綺麗な花を飾り、故人の好きだったものをお供えをして

感謝の気持ちや近況報告を伝えるためにお墓参りに行っています。

 

まだ子供は小さいので見様見真似で拝んでいますが、

理解できるようになったらお墓には自分達の大切な人がいるんだよ

と説明をして子供にもお墓参りの大切さを教えていきたいと思っています。

 

そうやって親から子へ先祖代々繋がっていることを教えてあげられば、

人と人の繋がりが寂しい今、少しでも回復できるのではないかと思います。

ご家庭で先祖供養を

私は現在40代ですが、現在同年代の方でも自宅にお仏壇を置いている人は本当にまれになりました。

私の世代は幼いころは祖父や祖母と同居している家族が多く、遊びに行けばどの家にもその当時はお仏壇があったように思います。

またお盆、お彼岸と言うと我が家にもお坊さんがいらっしゃってお仏壇を拝んでくれました。

そんな風景はその当時はある意味当たり前のように感じていましたが今の時代は違ってきているようです。

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