仏壇のある日常生活

私の夫が長男で両親も早く亡くなったために、我が家には

私たちの年代には少し不釣り合いな重厚な仏壇があります。

夫の実家の一角に我が家は建っていますが、母屋の住人が誰もいなくなったので、我が家に移動しました。

 

仏壇を購入した店の名前だけを夫が覚えていましたので、電話をしました。

特に保証書などが有るわけでもないのに、すぐに男の方が二人我が家まで来てくれ、

仏壇の移動と掃除をしてくれました。

移動には、色々と儀式が必要なのかと思いましたが、全く必要は無いと言われて拍子抜けしました。

空き家になった母屋に置いておくよりも、私たちの住む家にお呼びした方が、

仏様も喜んでくれると言うことなのでしょう。

 

仏壇の材質は紫檀と言うとても良い物だそうで、これは長持ちしますと太鼓判を押してもらいました。

仏壇は高さ172cm、奥行き67cmで、上下2つに分けて運ぶことが出来ますが、

紫檀という材質はとても重いそうで、男の方二人でも運ぶのに一苦労の様子でした。

 

移動してすぐは、今時のリビングルームに仏壇がすごく不似合いに思われて、正直気が重くなりました。

ですがもう10年以上経ちますので、すっかり我が家に溶け込んで、気にならなくなりました。

 

お盆やお彼岸、亡くなった夫の両親と祖母の命日には花を買ってきて供えて、お線香を上げます。

仏壇が濃い色をしているので、埃が目立ちます。

ですから少なくても一日置きには埃を払います。

 

毎日ご飯が炊けた時に、一番最初にご飯をすくって差し上げます。

ご飯を差し上げる時は、お弁当を作っている時で朝早い時間ですので、余り心を込めて拝んでいないです。

お水やお茶を上げることも余りしていません。

毎日やろうと思ったこともあるのですが、続かなかったのです。

 

これは言い訳ですが、私は実家にも仏壇が無かったため、仏様のお世話が習慣になり難いのでしょう。

余り無理をしても仕方が無いので、気にしないようにしています。

今自分が出来ることを続けて行こうと思っています。

今しているお世話も10年かけて習慣になったので、

もう10年経てばもっと細やかなお世話が出来るようになるかも知れません。

 

そもそも私は先祖供養について、難しく考えていません。

いつかは私も死んで先祖の仲間入りをするのですから、今は供養する当番だと思っています。

仏壇がない家では、誰かが亡くなると悲しみの中で、その購入の手配までしなければなりません。

仏壇が有ることで感じる面倒もありますが、自分が死んだ後に家族が苦労しなくて済むのは、

私にとっては嬉しいことのひとつです。

死んだ後まで保障されている、と言う感じです。

これは仏壇が有ることで感じる心の安定かも知れません。

ご家庭で先祖供養を

私は現在40代ですが、現在同年代の方でも自宅にお仏壇を置いている人は本当にまれになりました。

私の世代は幼いころは祖父や祖母と同居している家族が多く、遊びに行けばどの家にもその当時はお仏壇があったように思います。

またお盆、お彼岸と言うと我が家にもお坊さんがいらっしゃってお仏壇を拝んでくれました。

そんな風景はその当時はある意味当たり前のように感じていましたが今の時代は違ってきているようです。

続きを読む




先祖供養 関連記事


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL