お墓がいいのか、納骨壇がいいのか

葬儀が終わって落ち着く間もなく、

四十九日までの間に決めなければならなかったのが骨壺を入れる場所です。

生前、亡くなった父には準備をしておくようにと何度も言っていましたが決められずに旅立ってしまいました。

 

他にも法事の仕方や仏壇を置く場所と同時に

仏壇本体を買わなければならなかったのですが、目先の事で毎日追われていました。

 

ある日の午後、母が「じいちゃん、仏壇をサイドボードの上が良いと言っていたんだよ」

と一言漏らしました。

家族も色々と健闘した結果がサイドボードの上が良いと意見が一致していました。

それならと言うので誰の反対もなく置く場所だけは早々に決まりました。

それが決まると母と一緒に仏具店に行って大きさや金額の目安を調べに行きました。

 

ちょうどその頃から幾つかの石材加工店や仏具店の方から墓苑の案内と納骨壇の案内が紹介されました。

また新聞のチラシに入ってくる墓苑や納骨壇の案内を元に下調べもしました。

そして母にもどんな場所が良いのか合間に聞いました。

 

すると母からは「市内が見渡せる場所が良い」と言ってくれました。

それに家から近い場所で直ぐにでも誰にでも行ける場所と言う条件も上がりました。

そんな事を聞きながら幾つかの具体的な候補が上がってきました。

 

そんな事を誰それと自然と話している内に、

母を中心に家族全員で話す機会が多くなりました。

 

そんな或る日、仏具店の営業担当者の方から連絡が入り

幾つかの墓苑と納骨壇の見学に誘われました。

そして予定日を決めて夫婦で見学をする事が出来ました。

 

これまでお墓や法事等の冠婚葬祭について考えてもいなかったので案内をされるまま行っていました。

何れの場所も家から近い場所に有りました。

費用も提示され、場所もそろそろ決めなければならなかったのです。

 

それから数日後に、今度は家族全員で見学に行きました。

その時に母も状況を掴めたようです。

そして決まった場所は近くの納骨堂です。

そこの入口前の道路は亡き父の通勤コースの途中に有り、

車で数分も移動すれば市内が展望出来て父が勤めていた会社も見える好適地でした。

それに何処の宗派でも受け入れて下さると言うのも決める要因にもなりました。

 

数日後に契約し、四十九日の法要が終わったその日の午後に、

家族と親戚一同が集まって一緒に骨壺を納めに行きました。

 

今、月命日には母と一緒に納骨堂に通っています。

その日が来ると母は喜んでいます。

父が好きだったお菓子や飲物を買って御参りに行っています。

サイドボードの上に置いている仏壇でも母は線香とローソクを立てて父の事を偲んでいます。

そんな母も、これからも幸せな余生を送ってもらいたいと家族は願っています。

ご家庭で先祖供養を

私は現在40代ですが、現在同年代の方でも自宅にお仏壇を置いている人は本当にまれになりました。

私の世代は幼いころは祖父や祖母と同居している家族が多く、遊びに行けばどの家にもその当時はお仏壇があったように思います。

またお盆、お彼岸と言うと我が家にもお坊さんがいらっしゃってお仏壇を拝んでくれました。

そんな風景はその当時はある意味当たり前のように感じていましたが今の時代は違ってきているようです。

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