田舎の墓を改葬することにしました。

田舎に母が1人で生活しています。

父はもうだいぶ前に亡くなって、母もかなり弱って今は介護施設に入っています。

 

田舎には父方の従妹が1人いるだけで、あとは皆んな田舎から出ていきました。

田舎の家は今は誰も住んでなくて空家になっています。周りは空家だらけです。

典型的な田舎の実情を絵にかいたような状態です。

 

母がまだ元気なころは先祖の墓まいりも欠かさず行っていましたが、

今は施設に入所し、 お参りするのは半年に一度帰省する子供達だけになりました。

もし母が亡くなったあと「家」と「墓」をどうするかを子供達で話し合ったのですが、

誰も田舎に帰る予定はなく、もちろん母が亡くなってからのことですが、

家は処分し墓は改葬することになりました。

 

今までの私のお墓参りの記憶では、亡くなった父への挨拶と今の私の現状報告をしていました。

父以外のお墓に入っている先祖には会ったこともなく、まとめてご先祖様という概念しかありませんでした。

いろんな挨拶や報告をしても、お墓の中から聞こえる声で返事してくれるわけではないですから、

これからもお墓参りはご先祖様を偲ぶことにより今の自分を振り返り、

これからの生き方の確認をする場所だと思っていきます。

 

お墓を改葬するといっても過去に経験があるわけでもなく、

まずはどうしたら良いのかの情報収集からスタートしました。

田舎の家の宗派は?家紋は?菩提寺は?墓石の業者は?

すべてゼロからのスタートでした。

 

最近になってようやく墓石に家紋が刻まれているのを気付いたような状態でした。

それからいろいろ勉強をし思案もしました。

 

改葬とは今の墓所から新たな墓所へご先祖様に移って頂くことです。

今のお墓からご先祖様の「魂抜き」をして遺骨を取出し、

新たなお墓で「入魂式」をして遺骨を納骨しなければなりません。

 

さてそこで迷ったのが、新たなお墓をどうするか?ということです。

私の子供達はもうすでに家を出て、他県で生活をしています。

このまま新たなお墓を作っても、将来的にはまた同じことになるのではないかと思いました。

 

そこで、妻と相談した結果、近くのお寺で永代供養をしてもらうことにしました。

樹木葬という様式で、木々に囲まれた墓地の地面の中に遺骨を埋めてもらうようにしました。

父と母で銘石板を彫り、そこに一対の遺骨を納骨します。

また隣には私と妻の遺骨も同じように納骨したいと思っています。

これで父や母も寂しくはないと思います。

私は自然が好きで、父や母と一緒に土の中で静かに眠れたら幸せだと思いました。

 

先祖の魂は子孫の心の中に宿ると言いますが、

私の心の中には、今生きている母よりも、40年前に亡くなった父の方がずっと鮮明に生きています。

ご家庭で先祖供養を

私は現在40代ですが、現在同年代の方でも自宅にお仏壇を置いている人は本当にまれになりました。

私の世代は幼いころは祖父や祖母と同居している家族が多く、遊びに行けばどの家にもその当時はお仏壇があったように思います。

またお盆、お彼岸と言うと我が家にもお坊さんがいらっしゃってお仏壇を拝んでくれました。

そんな風景はその当時はある意味当たり前のように感じていましたが今の時代は違ってきているようです。

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