田舎のお墓を改葬しました

父はだいぶ前に亡くなり、母が田舎で一人でいましたが、その母も昨年に亡くなりました。

子供は姉と私(長男)の二人でしたが、二人とも県外で生活しています。

親戚の従姉が田舎に住んでいましたが、その人に普段の家のお墓管理をお願いするわけにもいかず、

改葬することになりました。

 

「改葬」とは今のお墓に埋葬されているお骨を、別の場所の新たなお墓に移すことですが、

当初に思っていたよりは時間と労力と費用がかかりました。

今までは母の顔を見に帰省すると同時に、一年に二回ほどのお墓参りでしたが、

母が亡くなったので、それほど帰省する必要もなくなりました。

このまま田舎のお墓を放置しておくと、無縁墓状態になりますので、

これを機会に私の住んでいる近くに姉と相談して改葬することにしました。

 

お墓の改葬は遺産相続などと違って、弁護士や税理士などの業者には頼めず、

すべて自分でやらなければなりません。

田舎のお寺のや新たなお寺に相談すると、いろいろ教えてはもらえますが、実際に動くのは自分です。

最初で最後の体験だったと思いますが、捜しても周りに経験者もいなくて一から十まで一人でやりました。

これから改葬をする機会のある人もいるかもしれませんので、

私の改葬の経験を紹介して、少しでも参考にして頂ければ幸いです。

 

 

1.改葬にかかった期間

改葬への具体的な動きをしてから、最後の終わるまでには約半年かかりました。

その間、田舎には旧墓地のお寺や墓の業者などとの打合せ、

役所での手続きなどで2回ほど帰省し、姉との打ち合わせにも時間がかかりました。

 

まずは新たなお墓のお寺を決めなければなりません。

場所の選定から、納骨の形態や墓石の形状など、簡単に独断で決められる内容ではありませんでした。

 

 

2.改葬の手順と手続き

改葬は順追ってやらないと無駄な時間がかかりますので、行なう順通りに説明します。

 

①新墓地の契約新墓地を決めて新墓地の管理者から「受入(埋葬)証明書」を発行してもらいます。

※「永代使用承諾書」や「霊園使用許可証」でも可です。

 

②旧墓所所在地の役所で「改葬許可申請書」をもらい、

旧墓所の管理者から「改葬許可申請書」に署名・印をもらいます。

 

③旧墓所所在地の役所に「改葬許可申請書」と「受入(埋葬)証明書」を提出し、

「改葬許可証」を発行してもらいます。

 

④旧墓地にてお墓の魂抜き供養をして、遺骨を取り出します。

 

⑤遺骨は私の場合は私が直接、飛行機で持ってかえりましたが、

業者に依頼して新墓地に送ることもできます。

 

⑥新墓地に「改葬許可証」と「受入(埋葬)証明書」を提出し、入魂供養を行なったうえで納骨します。

 

⑦旧墓地を墓の業者に依頼して整地してもらいます。

 

この間に新しいお墓の納骨の形態や墓石の形状、家紋、文字などの打合せをお墓の業者として、

新墓地の入魂式までに間に合せなければなりません。

 

 

3.費用の項目

①旧墓地のお寺や墓の業者との打ち合わせ、役所での手続き、旧墓地の魂抜き式などで、

最低2回は帰省の必要があります。

②新墓地の費用。

③旧墓地の整地及び墓石処分費用。

④旧墓地の魂抜き費用(お布施)や遺骨の取出し費用(墓業者)。

⑤遺骨を送骨する場合は、その費用。

⑥新墓地での入魂費用(お布施)。

⑦入魂式後に会席を行なえば、その費用。

 

 

いかがでしたか?やることが多く、時間もかかり、費用もかかりますが、

これをぜんぶ自分でやらなければなりません。

しかし、おそらく一生で一度の最高の先祖供養だと思って、一生懸命に頑張りました。

今は自宅から近くのお墓で、ご先祖様に落ち着いてもらえたので、私の心も安心して落ち着きました。

ご家庭で先祖供養を

私は現在40代ですが、現在同年代の方でも自宅にお仏壇を置いている人は本当にまれになりました。

私の世代は幼いころは祖父や祖母と同居している家族が多く、遊びに行けばどの家にもその当時はお仏壇があったように思います。

またお盆、お彼岸と言うと我が家にもお坊さんがいらっしゃってお仏壇を拝んでくれました。

そんな風景はその当時はある意味当たり前のように感じていましたが今の時代は違ってきているようです。

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