家に近いところに新たにお墓を建てることにしました

父が他界した後、七七日忌も無事に済み、遺族の間でお墓をどうするかを相談しました。

 

私たちの場合は事情があって、母のお墓は別のところにあり、

そのお墓は私たちとは血のつながらない人が息子としてそのお墓を守っています。

ですから父のお墓の事だけを考えればよかったのですが、

父はずっと仙台で生活していましたから、亡くなったとはいえ、

仙台を離れるのは本意ではないと思います。

できれば住み慣れた街並みを見下ろせるところにお墓を建てたいところです。

 

また、父は福島県生まれで先祖代々の墓も福島県にあります。

福島の本家の方にと相談してみましたが、いろいろな事情でお断りされました。

それに、父は大学もそれからのちの生活もずっと仙台市でした。

ですから、福島のご先祖様と一緒に眠ってもらうよりは、

やはり仙台に新たにお墓を建ててそこで眠っていただくのがよいと考えました。

 

でも、それ以上に大切な事、それは誰かお墓を守っていくかという事です。

父の子供たちは長男の私を含めて5人います。

そのうち3人は関東在住で、一人が関西、もう一人が九州と、

全員東北からは結構遠いところに在住しています。

 

一周忌、三回忌、七回忌と供養が続きますが、

時か経つにつれ、子供たちの年齢も高くなるにつれ、

遠いお墓にお参りに行くのは負担になってきます。

もうひとつ、これから先の事も考えていかなければなりません。

 

平成も27年になり、世の中の流れも変わっています。

昔のように大家族で3世代、4世代が同居する家は少なくなりました。

核家族で若い世代はどんどん家を離れ、都会で暮らすようになりました。

そしてその子供たちもまた家を離れることが多くなります。

そうすると、先祖代々のお墓を守っていくという事自体に無理があるような気がします。

そう考えれば父のお墓を守れるのは私の子供たちまで、

私のお墓を守れるのは私の孫までと考えるのが妥当だと思います。

後はお寺さんに永代供養して頂くという事になると思います。

 

ということで、私が住んでいる神奈川の墓地に小さいお墓を構え、

そこに眠っていただくことにしました。

多少不便なところではありますが、

だいたい2時間ぐらいで兄弟全員が集まることができます。

 

実際に、納骨式、新盆、一周忌、三回忌は全員が集まることができました。

そして、毎月の月命日、お彼岸には欠かさずお墓参りすることができます。

私の知らない間に、兄弟たちが何も言わずお墓参りしている様子もうかがえました。

 

父には申し訳なかったですが、やはり自分が生活している傍にお墓があった方が良いように思えました。

これから先何年お墓参りができるでしょうか。

お墓参りができなくなったら子供たちにお願いするでしょう。

そして私が寿命を迎えたら、子供たちは私の父と一緒してくれるかもしれません。

あるいは別な場所にお墓を作るかもしれません。

 

それは子供たちの生活基盤次第だと思っています。

でも、もしそうなったとしても、少なくとも私のお墓にお参りするとともに、

私の父のお墓も時々は見てくださいと、お願いするつもりです。

私が福島の本家のお墓を折に触れてお参りするように。

ご家庭で先祖供養を

私は現在40代ですが、現在同年代の方でも自宅にお仏壇を置いている人は本当にまれになりました。

私の世代は幼いころは祖父や祖母と同居している家族が多く、遊びに行けばどの家にもその当時はお仏壇があったように思います。

またお盆、お彼岸と言うと我が家にもお坊さんがいらっしゃってお仏壇を拝んでくれました。

そんな風景はその当時はある意味当たり前のように感じていましたが今の時代は違ってきているようです。

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