姉妹で両親のお墓を建てた理由とお墓参りの時のジンクス

今から10年ほど前、数年の間に続けて両親を病気で亡くしました。

 

父方にはお墓が無かったので、祖父母のお骨は実家のあった田舎の檀家のお寺に納骨していました。

先に母が亡くなったのですが、その時に父の兄である伯父から

「父方先祖とは別に納骨するように」と言われたので、母は別に納骨して供養していました。

 

母が亡くなると同時に父が早期退職し、

田舎を離れて私と姉がいる地方都市で一緒に暮らすことになったため、

気軽に帰省することはできなくなりました。

そのためちゃんと供養したいと思いながらも、

離れていることを言い訳についつい足が遠のいていたのです。

 

数年後に父が亡くなったのを機に、両親のお墓を建てることにしました。

それまでは毎月命日に、お寺から住職さんがお経を上げに来てくれていたのですが、

納骨してある田舎のお寺には、年に一度のお盆にしかお参りに行っていなかったのです。

供養していくのは私たち姉妹になるのですから、

行きやすい場所がいいんじゃないかと相談していたところ、

友人の親戚が霊園関係業者の人と知り合いで紹介してもらうことになりました。

 

なぜ両親だけのお墓を建てたのかというと、

これまで思うようにお参りできていなかった母の供養をちゃんとしたい、

という気持ちの他に、父方の伯父夫婦が保険金をよこすようにとしつこく言ってきたからです。

そんな大層な額の保険金でもなかったのですが、特に伯母は父が亡くなった直後からうるさくて、

母方の親戚とも相談して両親だけのお墓を建てることにしたのです。

 

伯父は自分が亡くなったら父方のお墓を建てると常々話しており、

その際にうちの母のお骨を一緒にお墓に入れてくれる保障もないと思ったので

(生前からの色々なことを考慮して)

それならうちだけのお墓を私たちが通い易い場所に建てよう、ということになったわけです。

それで「保険金はすっかり使い切りました」ということにしたのです。

 

母方の親戚たちは、保険金をよこすようにと迫る伯父夫妻に、飽きれて憤慨もしていましたが、

以前より供養できるようになった、と思えば考えようによっては良かったと思っています。

 

霊園は車で約40~50分くらいの、自然あふれる中にあります。

母方のお墓のある霊園とは、ほぼ直線道路にして約30分ほどの距離のため、

お互いのタイミングが合えば母方の親戚たちと一緒にお参りしています。

 

車が無いため通勤に交通アクセスのよい地域に住んでいるのですが、

そこからだと地下鉄を2本乗り継いだ駅から霊園行きのの無料送迎バスが出ています。

地下鉄で約15~20分、送迎バスで霊園まで30分ほどです。

送迎バスは補助席も入れると30人ほど乗れますが、最近は利用者も増えたので、

もうちょっと余裕のある大きなバスにしてくれるといいなと思っています。

 

ここ数年で霊園近辺の土地を切り開き、お墓の数もかなり増えました。

地面はアスファルトですが、なぜだか我が家のお墓がある一画だけが芝生です。

掃除した後で、敷物を敷いて座るので芝生の方が好都合でもあるのですが、

なぜここだけ芝生なのかちょっと不思議に思っています。

 

お墓に着いて掃除をする前に、まず2人で手を合わせます。

「遅くなってごめんなさい」とか「また無事に来ることができました。ありがとうございます」など、

ひと言心の中で話してから掃除するようにしています。

別に意味はないのですが、まず手を合わせてから掃除、の順番でずっとしています。

 

掃除の際には、水を墓石に直接かけずにふきんで拭いています。

結構汚れているので、しっかり拭き掃除します。

 

最近は名前の墨が薄くなってきたので、近々墨入れをお願いしなければと思っています。

お墓参りの際には、お菓子、果物のほかに父がお酒が好きな人だったので、お酒をお墓に供えています。

母はお団子やお饅頭が好きだったので、なるべく2人が好きだったものを供えるようにしています。

 

掃除を終えてお線香を立ててから、再び手を合わせます。

そしてお墓の前に敷物を敷いて、姉と2人でしばらくおしゃべりします。

他愛のない話ですが、30分くらいそうしています。

 

その後、片付けをして最後にまたお参りをします。

「次はいつに来ます」とか「また来るからね」みたいなことを語りかけています。

 

私と姉にはジンクスがあって、天気予報でどんなに「晴れ」と言っていても、

2人以外の親戚や友人などと一緒に行くと必ず雨が降るのです。

反対に雨予報、または雨が降っていても、お墓に着いてお参りする間は雨は止みます。

そしてお参り後、バスに戻るとまたザーザーと降ってくるのですが、

これには「ずっと2人で来い、って意味かな?」と姉と話して笑っています。

なので、2人で行くお墓参りには天気を心配する必要がありません。

 

せっかく姉妹で建てた両親のお墓ですから、これからもしっかり供養していきたいと思っています。

ご家庭で先祖供養を

私は現在40代ですが、現在同年代の方でも自宅にお仏壇を置いている人は本当にまれになりました。

私の世代は幼いころは祖父や祖母と同居している家族が多く、遊びに行けばどの家にもその当時はお仏壇があったように思います。

またお盆、お彼岸と言うと我が家にもお坊さんがいらっしゃってお仏壇を拝んでくれました。

そんな風景はその当時はある意味当たり前のように感じていましたが今の時代は違ってきているようです。

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