仏壇のお参りとお墓参りは身近な先祖供養です

お参りは先祖供養の一番身近な形だと思います。

私の住む地域では部屋の間取りに仏間というスペースを必ず設けます。

古い家はもちろん、新築の家でもあるので、あるのが普通になっていましたが、

この地域だけの風習で全国的には部屋に仏壇を置くだけと知り驚きました。

 

仏間には仏壇が据えられ、前のスペースにお花やローソク立て、お線香立て、鐘などが置かれ、

そこは仏様のためのお部屋なのです。

そこに朝夕、ご飯とお茶、お水をお供えし、

そのほかにお盛ものをお供えして、お線香をあげてお参りします。

 

お線香は1本立てるのはお葬式だけ、普段のお参りは2本以上という決まりです。

ローソクはとぼるまで消しませんので、短いローソクを用意しています。

 

仏壇にお参りすると、朝から夕方まで無事に一日が過ごせたのはご先祖様、仏様のお陰だと思えます。

お寺のご住職に伺うと、仏様は香華といってお線香とお供え花をお喜びになるそうです。

お供えの食べ物はあげてもらうと、エキスを吸うかのようにしてご先祖様の召し上がるので、

量としては減らなくても、お供えして持ち帰り、みんなで分けて食べるのが供養になるそうです。

 

昔は姑が「お墓にお供えしたものは持って帰るものではない、カラスや猫に食べてもらうことが供養だ」

と言っていましたが、今ではお寺さんに「お供えの物はお持ち帰りください」と注意の札が立てられています。

また、お墓にお供えするお花にも地域によって違い、

実家ではアオバナといって、あすなろ、ヒノキの葉っぱをあげていますが、

婚家ではしきびをあげます。

それらとお花を組み合わせてあげる家が多いようです。

 

お寺さんによってお墓の管理には違いがあり、

実家のお墓は供えてあるお花が枯れてもそのままになっていますが、

婚家のお寺さんは枯れると片づけておいてくださいます。

あげたお花もその日に持ち帰るように指導されるお寺さんもあります。

 

最近は造花を入れているお墓も多く、私も夏場はお花がいたみやすいので造花を入れていますが、

お寺さんによっては、4万6千日の縁日で売られる造花を入れると、

より供養になると信じられ、当日は造花を買い求める人で賑わいます。

 

また、実家のお墓では真ん中のくぼみにお水をお供えするお家が多いですが、

婚家の方では真ん中のくぼみは綺麗にしておき、

法事の際に「おさご」と呼ぶ白米を入れる入れ物として使い、

お水は別にお茶碗を用意してお供えします。

 

このようにお墓参りにお花やお水をお供えするにもお寺さんの宗派や、

地域によってもお墓参りの仕方が違うので、他所の墓地にお参りに行くときには、

お家の方に確認するか、お寺さんに作法を確認してからの方が無難です。

 

それでもお墓参りには行かないよりも、行った方がご先祖様の供養になりますので、

お盆やお彼岸以外にも、近況報告がてらお墓に出向くことをオススメします。

ご先祖様もきっと喜ばれます。

ご家庭で先祖供養を

私は現在40代ですが、現在同年代の方でも自宅にお仏壇を置いている人は本当にまれになりました。

私の世代は幼いころは祖父や祖母と同居している家族が多く、遊びに行けばどの家にもその当時はお仏壇があったように思います。

またお盆、お彼岸と言うと我が家にもお坊さんがいらっしゃってお仏壇を拝んでくれました。

そんな風景はその当時はある意味当たり前のように感じていましたが今の時代は違ってきているようです。

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