お墓参りと、それに伴うあれこれについて考えること

我が家のお墓は自宅から歩いて5分程度の場所に有るので、お墓参りには苦労しません。

ただ周りを林に囲まれた寂しい場所なので、普段からそんなに頻繁には行きません。

霊園では無くて、昔ながらの共同墓地です。

春と秋のお彼岸とお盆にお参りするくらいです。

 

お参りする前には掃除もしなくてはなりません。

周りが林だから、落ち葉も溜まるし、雑草も生えます。

1家の墓所としてのスペースがとても広くて、毎回掃除には2~3時間はかかります。

 

私の実家にも父と母が眠るお墓が有るので、お彼岸とお盆は毎年忙しい思いをします。

私にとっては、お参りそのものよりも、お墓掃除のほうが、先祖供養として上の地位に有ります。

先祖がどう思うかは分かりませんが、お墓が汚れていると、墓地の中でとても目立つのです。

あそこの家は供養されていない、と思われたら、先祖が恥をかいてしまう、

とこんなふうに私は考えてしまうのです。

毎回根気よく草を抜き、落ち葉を片付けて墓石も磨きます。

 

お墓参りの時に供えた花も自分で片付けないと、腐って悪臭を放ってしまいます。

こんな事では、先祖も不愉快に違いありません。

実際に1度花を片付けるのを忘れていたら、亡くなった夫の祖母が夢に出てきたことがありました。

 

何回も墓地に通う内に、気になることが出てきました。

荒れたお墓が目立つようになったことです。

お墓の面倒を見る人がいなくなったのです。

遠い親戚と言う人が掃除をしていましたが、それも出来なくなったようです。

これからどうなるのか、私もとても心配です。

なぜなら我が家も決して他人事では無いからです。

 

我が家には娘が二人います。

二人とも結婚して遠方に行ってしまったら、逆に結婚しなかったら、

どちらにしてもお墓の面倒を見る人は近い将来いなくなります。

続々と新しく出来ている霊園は、お墓の面倒を見る人がいなくなった時点で、

自動的に無縁仏になり、一定の期間が過ぎれば、

遺骨は供養塔に合祀すると言うルールが決められているそうです。

それなら安心していられますが、我が家のような昔ながらの墓地の場合は、

全て自分たちで何とかしなければなりません。

自分が死んだ後のお墓の行く末まで心配しなければならないとは、

何だか貧乏くじを引いたような気がします。

 

私はまだ50代なので、あと20年位はお墓の面倒を見ることが出来るでしょう。

出来なくなるまでは精一杯先祖供養のために、掃除もお参りもします。

でもその後は誰かが無理をするくらいなら、お墓は無くても良いと思っています。

お墓に頼らない先祖供養の形があっても良いのではないでしょうか。

 

先祖は色々と守ってくれたりする訳では無くて、一方的に私たちが感謝を捧げる存在です。

過去に生きたたくさんの人たちの積み重ねの頂点に今自分がいるのです。

誰か一人欠けても、今の自分は存在しなかったのかも知れません。

この事を忘れなければ、お墓に頼らなくても、色々な先祖供養が出来ると思います。

ご家庭で先祖供養を

私は現在40代ですが、現在同年代の方でも自宅にお仏壇を置いている人は本当にまれになりました。

私の世代は幼いころは祖父や祖母と同居している家族が多く、遊びに行けばどの家にもその当時はお仏壇があったように思います。

またお盆、お彼岸と言うと我が家にもお坊さんがいらっしゃってお仏壇を拝んでくれました。

そんな風景はその当時はある意味当たり前のように感じていましたが今の時代は違ってきているようです。

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