お墓と私

子どもの頃から、お墓参りや法事など、先祖供養をする機会がたくさんありました。

子どもの頃は、お墓参りや法事は親戚の人たちにかわいがってもらえる日でした。

また、私の出身地長崎市では、お盆の時はお墓で花火をいたします。

その花火がとても楽しみで、好きな花火をたくさん買い込んでお墓に行った楽しい思い出があります。

 

小学生になったら、お経を少し読めるようになりました。

小学5年生の時、祖母や親と一緒に法事で長いお経を読みました。

もちろん意味は分かりませんので音だけをひたすら真似するだけです。

 

それでも終わった後、祖母が涙を流して

「ありがとう。おじいちゃん、喜んでくれているよ。」

と言ってくれたことは今も忘れることが出来ません。

子供心に、「なぜ大人はこんなに法事やお墓参りを大事にするのだろう。」と疑問がわいたのも、

この小学校高学年の頃です。

 

中学生になり、部活がいそがしくなり法事やお墓参りから少し遠ざかりました。

お墓に行くのが少し面倒、お経を読むことを「格好悪い」と思うようになりました。

法事などで親戚の人に会うのもなんとなく嫌でした。

 

そんな私も受験を控え、何かにすがりたくなり、神社にお参りに行くようにお墓に行くようになりました。

お墓に向かって「どうぞ志望校に合格しますように。」などと、唱えていました。

今考えると、自分の都合のいいようにお墓を見ていたのだと思います。

 

そんな私も社会人になり、たくさんの大人と出会い、話を聴くようになりました。

私の人生の先を行く人たちはそれぞれに先祖を抱え、供養しているということを知りました。

また、テレビで著名人がお墓参りをしている姿を見ると、

「こんなに有名な人も、普通の人と同じようにお墓参りをしている・・」とあらためて気づいたものでした。

 

結婚し、子どもを育てている今、お墓には年2回は必ず行き、掃除をします。

子どもたちも一生懸命お墓の掃除をしてくれます。

親になり、子どもたちのそのような姿を見ることがとてもうれしく思います。

お墓の前で謙虚に手を合わせられる子どもになってくれてよかったと思います。

そして、私をそのような親になるよう育ててくれたのは、他でもない自分の両親だったと思います。

 

どこにでもいる普通の親ですが、先祖供養だけは一生懸命にする親です。

幸い、今も二人とも元気にしていますので、元気な間にできるだけ感謝を伝えたいと思うようになりました。

 

今は、お墓に向かって言う言葉は「今日、ここに来させていただいてありがとうございます。」です。

毎日元気で平穏に暮らせているから、道中無事だったから、お墓参りが出来ます。

お墓参りに行けるということは、先祖に守られていることに他ならないと思います。

ご家庭で先祖供養を

私は現在40代ですが、現在同年代の方でも自宅にお仏壇を置いている人は本当にまれになりました。

私の世代は幼いころは祖父や祖母と同居している家族が多く、遊びに行けばどの家にもその当時はお仏壇があったように思います。

またお盆、お彼岸と言うと我が家にもお坊さんがいらっしゃってお仏壇を拝んでくれました。

そんな風景はその当時はある意味当たり前のように感じていましたが今の時代は違ってきているようです。

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